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YouTube動画編集ソフトを選ぶときは、機能の多さだけでなく、不要な間をどこまで自動で詰められるか、無料書き出しの画質、ウォーターマーク、手直し量まで確認する必要があります。
動画AIベンチでは、トーク・解説系YouTubeを想定した同じ10分動画をMicrosoft Clipchamp Personal FreeとVEED Freeで実測しました。今回は新しいソフトを次々インストールせず、すでに使える環境だけで比較しています。
YouTube向け実測結果
| 項目 | Clipchamp Personal Free | VEED Free |
|---|---|---|
| 長い4秒無音を削除 | 0/3 | 3/3 |
| 残すべき2秒間を保持 | 3/3 | 0/3 |
| 誤カット | 0件 | 3件 |
| 最終尺 | 10:00 | 約9:38.5 |
| 無料出力 | 1920×1080 | 1280×720 |
| 可視ウォーターマーク | 21地点で見当たらず | 21/21地点でVEEDロゴ |
YouTubeのトーク動画では、無音を詰めるだけでもテンポを変えられます。しかし、短い「間」まで消えると、話し方が落ち着かなくなることがあります。今回のVEEDはその典型で、削除力は高いが確認も必要という結果でした。
長尺YouTubeで無音カットを優先するならVEED
VEED FreeのRemove silencesは、今回仕込んだ4秒無音を3/3削除しました。10分動画は578.502秒まで短くなり、21.498秒の短縮です。
一方で、視聴者に内容を考えてもらうための間として残した2秒区間も3/3削除しました。YouTubeでテンポを上げたい場合でも、処理後に全体を再生して違和感を戻す工程を前提にした方が安全です。
また、今回のFree出力は720pで、確認した21地点すべてにVEEDロゴがありました。YouTubeへそのまま公開するなら、画質とロゴ条件を先に確認する必要があります。
VEED公式サイトで無料版を確認する無料で1080pを維持したいならClipchamp
Clipchamp Personal Freeは1920×1080で書き出せ、21地点の確認範囲では可視ウォーターマークがありませんでした。無料のYouTube動画書き出しという点では分かりやすいメリットです。
ただし今回の自動カットでは、トランスクリプトを作成した後も「AIの修正候補は見つかりませんでした」と表示され、4秒無音3か所は最終動画にも残りました。
そのため今回の結果だけなら、Clipchampは無料書き出し環境として使い、無音カットは手動または別工程で補う方が現実的です。
YouTube編集で見るべき5項目
1. 無音を消せるかだけでなく誤カットを見る
削除件数が多いほど優秀とは限りません。今回のVEEDは長い無音を全て削除しましたが、短い間も全て削除しました。誤カット数を別に数えることで、自動処理後の修正量を想像しやすくなります。
2. 無料書き出し解像度
YouTube用なら1080pを基準にしたいケースが多いです。今回、Clipchampは1080p、VEED Freeは720pでした。Freeプランの条件は変更される可能性があるため、利用直前に公式画面も確認します。
3. ウォーターマーク
案件納品やチャンネル本番動画では、ロゴの有無がそのまま利用可否につながります。今回のVEED Free出力ではVEEDロゴを確認しました。Clipchampでは21地点の確認範囲で見当たりませんでした。
4. 長尺素材のアップロード
VEEDはブラウザ型なので、長尺素材ではアップロード時間も発生します。Clipchampも素材の扱い方によって待ち時間が変わります。今回の総作業時間にはチャットの確認待ちが混ざったため、速度の直接比較はしていません。
5. AI機能以外の編集自由度
B07は無音カットと無料出力を中心にした代表実測です。B-roll、複雑なテロップ、色補正、多カメラ編集などを徹底評価したものではありません。必要な編集が高度になるほど、別のデスクトップ編集環境も候補になりますが、未実測ツールには順位を付けません。
AI動画編集ソフトの同一素材実測比較を見る追加インストールを増やさない運用も選択肢
今回、比較のためだけにShotcutやDaVinci Resolveなどを新しく導入することはしませんでした。Premiere Proも現在のユーザー環境では利用できないため、無理に無料体験を開始していません。
サイトの目的はツール数を増やすことではなく、実際に使える環境で同じ素材を検証し、記事へ一次データを残すことです。必要性が明確になった場合だけ追加候補を検討します。
Windows向けAI動画編集環境の違いを見る(準備中)初心者ならどちらから始めるか
すでにWindowsでClipchampを利用できるなら、まず追加契約なしで1本書き出してみる方法があります。1080p出力を確認しやすく、今回の実測でも可視ウォーターマークは見当たりませんでした。
一方、「トーク動画の長い無音をまとめて処理したい」という目的が明確ならVEEDのRemove silencesは候補になります。ただし短い間まで消える可能性を前提に、処理後の確認時間を確保します。
無音部分を自動削除するときの注意点を見る(準備中)YouTube自動字幕も別軸で考える
動画編集ソフトを選ぶとき、字幕精度と無音カット性能は別です。Clipchampでは今回トランスクリプトが作成できましたが、字幕は長いブロックが多く、そのまま完成テロップとして使うには調整が必要でした。
字幕ワークフロー自体は別記事で整理しています。
YouTube字幕を自動化する方法を見るよくある質問
YouTube用ならVEEDとClipchampのどちらがおすすめですか?
今回の10分素材では目的次第です。自動無音削除ならVEED、無料1080pと可視ウォーターマークなしならClipchampが有利でした。どちらにも弱点があり、総合1位を断定できる実測ではありません。
無料版だけでYouTube動画を完成できますか?
今回の固定素材は両方で書き出せました。ただしVEED Freeは720p+可視ロゴ、Clipchampは自動カットが機能しなかったため、求める完成条件によって追加の手作業やプラン確認が必要です。
Premiere Proも比較しないのですか?
現在の実測環境では利用できないため、B07の順位には入れていません。未実測なのに「使った」として評価しない方針です。
VEED公式サイトで現在の利用条件を見る公式情報
- VEED Video Editor: https://www.veed.io/tools/video-editor
- VEED Pricing: https://www.veed.io/pricing
- Microsoft Clipchamp概要: https://support.microsoft.com/ja-jp/clipchamp/what-is-clipchamp
- Clipchamp Silence removal: https://support.microsoft.com/en-us/clipchamp/how-to-use-silence-removal
- Clipchamp Auto captions: https://support.microsoft.com/ja-jp/clipchamp/how-to-use-autocaptions-in-clipchamp
- 公式情報確認日: 2026-09-11
- 当サイト実測: B07 / 2026-09-11 / 共通入力600秒